タグ: AI活用

  • 299 Paint Finder v0.6.3公開 AK Interactiveを追加、2,194色対応に

    299 Paint Finder v0.6.3公開
    AK Interactiveを追加、2,194色対応に

    ChatGPT Image 2026年8月5日 02_44_22

    模型用塗料検索ツール「299 Paint Finder」をv0.6.3へ更新しました。

    今回の大きな変更は、塗料メーカーAK Interactiveの追加です。

    https://299paintfinderv060.vercel.app/

    AK Interactiveを追加しました

    今回追加したのは、次の3シリーズです。

    3GEN Acrylics

    AK Interactiveの水性アクリル塗料です。基本色、軍用色、航空機色、フィギュア色、メタリックなど、単色塗料を中心に468色追加しました。

    Real Colors

    軍用色、航空機色、実車色、規格色などを収録した、ラッカー系の塗料シリーズです。現行Real Colorsから、単色塗料を中心に177色追加しました。

    今回、Swordfish(制作します)の塗装色を探しているときに、「AKのRC969 RAF Extra Dark Sea Greyが出てこない」ということに気づきました。

    「検索の問題?」と調べたところ、そもそもAK Interactive自体が収録されていませんでした。てっきり入れていたと思っていたのですが・・・・。

    で、今回からは、

    • RC969
    • RAF Extra Dark Sea Grey
    • エクストラダークシーグレイ
    • BS381C/640

    こんな検索ができます。便利でしょ?

    また、旧Real Colorsの品番についても対応しました。たとえば旧品番の

    RC295

    で検索すると、現行品番の

    RC969

    へ到達できます。

    Xtreme Metal

    金属塗装用のXtreme Metalも、23色追加しました。

    アルミニウム、クローム、ステンレス、チタン、ジェットエキゾーストなどを検索できます。通常色とは性質が異なるため、メタリック色として区別して収録。しかしメタリックの良いカラーサンプル方式ってないものでしょうか?。いつか検討したいです。


    検索対象は2,194色に

    今回の更新で、検索対象メーカーは、

    • タミヤ
    • GSIクレオス
    • ガイアノーツ
    • Vallejo
    • AMMO by Mig Jimenez
    • AK Interactive

    対応メーカーは6社。

    検索対象は、1,526色から2,194色へ増えました。いよいよ2000の大台突破です。

    AK Interactiveの追加数は、合計668色です。

    • 3GEN Acrylics:468色
    • Real Colors:177色
    • Xtreme Metal:23色

    AMMOやVallejoまで入っていて、AK Interactiveがないというのは、どうなんでしょう。自分で突っ込みたいです・・・・まだ入れたいメーカーもあるのですがね・・・。


    色名と品番を見やすくしました

    検索結果の表示も見直しました。これまではVallejoなどで、

    71.069 Rust(Metallic)

    のように、品番と色名が一続きで表示されていました。今回から、

    Rust(Metallic)

    71.069

    のように、色名を主表示にして、品番を別に表示するようにしています。塗料名が長い場合(特にファレホ)でも、以前より確認しやすくなったと思いますがどうでしょう?


    軍や組織名からの検索を整理しました

    今回、用途・資料検索の仕組みも見直しました。

    たとえば、

    • イギリス軍
    • イギリス空軍
    • 日本軍
    • 日本海軍
    • 日本陸軍

    などから、関連する色を検索できます。ただし、古い塗料変換資料の中には、

    • IJN
    • IJA
    • RAF
    • RLM
    • FS

    などの語が、参考情報として一緒に記載されている場合があります。これまでは、こうした参考情報を正式な組織や規格として判定し、関係の薄い色が「全条件一致」として表示されることがありました。

    今回から、

    • 正式な組織情報
    • 正式な色規格
    • 旧塗料の変換資料
    • キット説明書の指定色

    を分けて扱うようにしました。旧変換資料の情報は削除せず残していますが、正式な組織・規格と同じ強さでは検索しません。

    このあたりはAIにおまかせです・・・わからん。


    検索結果の理由を表示

    なぜその塗料が検索結果に出たのかも、以前より分かりやすくしています。たとえば、

    • 組織:イギリス空軍
    • 規格:RLM 66
    • 色名:Grey
    • 旧変換資料(参考)
    • キット指定色

    などを表示します。検索結果が正しいかどうかを、利用するユーザー側で判断しやすくなる変更。


    キット指定色は純正色ではない

    299 Paint Finderには、模型キットの説明書に記載された指定色資料も収録しています(まだ一部ですが・・・)。

    たとえば、

    ホンダ 赤

    と検索すると、ホンダのキットで使われている赤系塗料が表示されることがあります。

    これはホンダの実車純正色や、ホンダを代表する赤ではありません(あたりまえだが・・・)。

    それで今回から、

    現在の収録資料では

    「ホンダ XLR250R(MD22)1991」の指定例です。

    メーカー純正色を示すものではありません。

    どのキットの指定例なのかを表示します。これもなぜ「検索でヒットしたか」をわかりやすくする一環ですね。今後は実車の純正色についても、検索できるようにしたいなぁと思います・・・が。できるかなぁ?

    色見本について(お約束)

    このサイトで表示している色は、各メーカーの公式カラーチャートやデジタル資料をもとにした参考色です。実際の塗装色は、

    • 下地色
    • 塗膜の厚さ
    • 希釈率
    • 塗装方法
    • 艶
    • 光源
    • 撮影条件
    • モニターの表示環境

    などによって変わります。そのため、完全な色指定ではなく、購入候補や調色候補を探すための参考としてお使いくださいませ。


    今後について

    v0.6.3は、自分の模型制作で使いながら検索内容を確認していこうと思います。

    次の大型更新候補としては、国産模型塗料メーカーのフィニッシャーズ導入を考えていますので。

    また、

    • 明るい/暗い
    • 鮮やか/くすんだ
    • 高彩度/低彩度

    といった、色味による検索もほしいですね。

    まずはAK Interactiveを加えた、新しい299 Paint Finderをお試しくださいませ。

    見つからない色や、不自然な検索結果、色見本がおかしい塗料などがありましたら、コメントくださると嬉しいです。


    299 Paint Finder v0.6.3

    • 対応メーカー:6社
    • 検索対象:2,194色
    • AK Interactive追加:668色
    • キット:45件
    • 指定色参照:953件
    • 利用料金:無料
    • インストール:不要

    299 Paint Finder

    https://299paintfinderv060.vercel.app/

  • 299 Paint Finder v0.5.1公開 模型塗料を“色”だけで探さない

    299 Paint Finder v0.5.1公開 模型塗料を“色”だけで探さない

    299 Paint Finder v0.5.1を公開しました。

    ChatGPT Image 2026年7月31日 04_49_44

    もともとは、画像から色を拾い、近い模型用塗料を探すために作った検索ツール。今回の更新は、画像からのRGB近似色検索に加えて、用途や塗料名、FS・RLM・RALなどの色規格、旧塗料番号、模型キットの指定色からも検索できるようになりました。とうとうここまで来ましたよ。

    今の収録内容は、国内外5メーカー・1,526色。45キット、953件のキット塗料参照も登録。

    こんな検索ができます

    – ドイツダークイエロー

    – 軍服 ドイツ

    – バイク フロントフォーク ゴールド

    – RLM 71

    – RAL 7028

    – BS381C 640

    – Model Master 1729

    – Spitfire Mk.Ia ダークアース

    – T-34/85 FS36231

    検索結果からは、同じ規格の収録色、旧製品からの読み替え、実際に指定された模型キットなども確認できます。

    情報は、メーカー公式、キット説明書、二次資料、旧変換資料、推定用途を区別して表示しています。旧資料やメーカー間換算は、現行公式情報と混同しないよう「換算候補」「規格一致候補」などの表示を付けています。

    画像から色を探す

    画像を読み込み、調べたい場所をクリックすると、登録塗料をRGB近似色の順に表示します。メーカー、シリーズ、色種別、艶、色差上限で絞り込みもできます。

    画像はブラウザ内で処理され、サーバーへ送信されません。

    用途や資料から探す

    「戦車の履帯」「フェラーリ赤」のような用途・色名だけでなく、色規格、旧塗料番号、キット名からも横断検索できます。

    塗料を探す道具でありながら、見ているだけでも新しい発見がある模型塗料資料庫を目指しました。

    単なる近似色検索から、模型塗料の資料庫へ

    299 Paint Finder  

    そのうち歴史考証でのカラーリングなども資料に加えたいです。読んでてもおもしろいですよね。

    関連する制作記録やツールは「299 WORKS」にまとめています。このシリーズ記事のまとめはこちら

    追記

    こんな資料や検索エンジン 人間の手では何年もかかります。てか無理だ。AIは文句一つ言わずに完了してくれました。いや、ほんと中身がすごいですから。支持して作ってもらったとはいえ自画自賛できるほどの内容です。「すごいぞAI」ってオチでした。

  • 作る AIでオリジナルフィギュア③ 1/24 299店員さん 出力から完成編

    作る AIでオリジナルフィギュア③ 1/24
    299店員さん 出力から完成編

    いよいよ3回目でもう完成。早いものです。

    P1010708

    完成写真。

    出力は思ったほど苦労せず、ほぼ一度で形になりました。

    何か事件が起きた方が記事にはしやすいのですが、問題なく出力できたということは、前回の確認と修正がうまく機能したとも言えます。とはいえ、それだけじゃなんなので・・・

    スクリーンショット 2026-07-28 15.17.29

    実に4種類の方向で出力しました。普通の立ち姿。45度斜め、寝姿、逆45度で足を上。

    P1010722

    壮観です。参考までにやってみたんですが・・・まぁ結果をご報告しましょう。

    P1010723

    立ち姿。サポートをとると・・・

    P1010724

    なんとも悲しいことになってます。顔にもサポートがついてしまうしエプロンは破損。検査した紐は無事でしたが・・・。

    P1010725

    頭が上の45度バージョン。

    P1010726

    安定です。

    P1010727

    後ろは・・・仕方ありませんね。頭の上の方とか見える部分は綺麗で良いです。

    P1010728

    寝姿。実は顔は一番綺麗です。

    P1010729

    ただし、背面はすごいことになります。

    P1010731

    足が上の45度。意外に綺麗です。

    P1010732

    ヘッドトップは悲しいですが

    P1010734

    髪の毛なんか最高に綺麗。

    P1010733

    背面は諦めますが・・・

    P1010735

    仕上げのしにくいエプロンの下や中は非常に綺麗です。

    P1010736

    並べてみたところ。右から2番目が顔は一番です。

    P1010738

    一番右が髪の毛については秀逸です。総合的には、頭を上にした45度が最も無難。ただし、顔を優先するか髪や背面を優先するかで最適な向きは変わりそうです。

    ブレンダーでの修正やそのほか懸念事項の結果です


    確認箇所 出力結果

    • エプロンの紐 欠損せず出力

    • 肩紐周辺 埋まらず形状を確認できた

    • エプロン本体 強度あり

    • 髪の先端 細いが出力可能(ここは出力向き次第)

    • 顔の造形 1/24としては十分/少し甘い
    • 靴・衣服のディテール 塗装で認識できる程度に残った

    塗装について

    今回は全部に手塗りしました。はい、嘘です・・・・サフはスプレーでした。
    ファレホとAKアクリルです。塗装していて思ったのですが細かすぎて1/35のフィギュアを塗っている気分でした。アニメキャラっぽいからあっさり行くかと思いました。が、ディテールの細かさ=筆の塗り回数?振れ幅?とでも言いましょうか。きちんと「それなり」の質感を含めてあげたくなるような気分でした。目だけはデカールです。自作です。クリアレジンで光沢になってます。

    いうほど立派な腕ではないので完成品に表れているかは別・・・・
    9848348d-a18b-4340-b2cd-dc2898e48d31AIにお願いして出してもらった絵が立体に、しかも1/24になりました

    本当に1/24模型として使えるか。

    目的は模型の横に飾るでしたね・・・
    P1010712どうです?
    P1010713いい雰囲気でしょ?
    P1010714こんなのも並べられます。

    最後に


    実験的な側面もありましたが・・・
    「アニメっぽくてもフィギュア写真風にすれば3D化できる」
    「AI生成データはそのままでも形になる」
    「小スケールでは薄さ・細さ・隙間の確認は必要」
    「生成そのものより出力物として成立するかが問題」

    日々勉強ですね。原画を描けない。3D原型も作れない。それでもAIの力を借りながら、模型の横に置けるオリジナルフィギュアまで完成させることができました。
    少なくとも今回の「299店員さん」については、「AIで作った絵を立体化できました」ではなく、「1/24の模型として使えるところまで持っていけた」と言ってよさそうです(塗装の腕はあげないといけませんね)。

    おまけ・・・なぜ1/24の女性フィギュアは、意外と作例を見かけないのか

    ハセガワからはフィギュア付きの1/24カーモデルが数多く発売されています。しかし、商品の数に対して完成作例は意外と見かけません。そういえば自分もつくってませんね・・・。今回実際に作ってみて、1/24は出力すること以上に、顔や目を塗装して人物として見せるところのハードルが高いと感じました。まぁ、もともとカーモデルのスキルとフィギュアのスキルって全然別物という側面もありますしね。

    次は店員さんの自家用車でも用意しましょうか・・・

    関連する制作記録やツールは「299 WORKS」にまとめています。このシリーズ記事をまとめて読めるようにリンクがあります。興味ある方はどうぞ。

  • 作る AIでオリジナルフィギュア② 1/24 299店員さん ブレンダーで修正編

    作る AIでオリジナルフィギュア② 1/24
    299店員さん ブレンダーで修正編

    今回はブレンダーでの修正です。当然、3Dプリンターでの出力が目標なので「見た目、ディテール、作り込み」は置いておいて「出力で安定して形になる」ことに重きを置いています。

    実際、6センチ強のフィギュアですから細かいといっても限界があります。そこはそれなりでも十分。

    Tripo Studioさんの出来にお任せです。

    3Dプリンターの限界点

    これがはっきりしないと先へ進めません。まずはこれを。

    P1010597

    おおよそ1/24を想定した「仮面・・・なんとか」です。

    Tripo Studio上で公開されているモデルを、出力テスト用に使用しました。

    P1010598

    頭のアンテナもそうですが・・・このマフラー。薄いが大丈夫かな?とそのままで出力しました。計測値で0.35mmです。このくらいでるんですね・・・・。

    P1010599

    そしてこれ。試験片ですね。大きな四角柱というかブロック? 右から10mm、5mm、2mm角です。条件が合えば0.1mm以下の精度で出せます。

    少なくとも今回の10mm角では、実測10.01mmでした

    。

    P1010600

    問題はここから。円柱 いわゆるボス。一番左が0.3mm径。出力は可能ですが垂直はでませんね。

    P1010601

    細い壁。いわゆるリブと言われるものです。一番左の0.3mm幅は出力はできます。が、下が厚みがあってしっかりしていると収縮の差で上は波波します。そのとなり0.5mm幅は問題なさそうですね。

    P1010602

    最後、穴と溝。どちらも3mm厚の板を貫通させています。穴は0.3mm径は塞がってます。一番右のささやかな跡がそれ。以降0.5mmより大きいと貫通してます。溝は一番上の1mmと次の0.5mmは貫通してます。0.4mmは半分塞がった状態。以下全滅。

    うちのプリンターの限界値として・・・

     0.3mm板厚が限界・・・できれば0.5mmだと安全
     穴は0.5mm 但し貫通していない場合はもう少し大きめ
     溝幅については0.5mm以上

    この辺りが基準でしょうか・・・・うちのプリンターはELEGOOのMARS5です。MARSシリーズは大変お手頃感あふれたいい機体です。Ultraじゃなくて無印です。無印はコスパ最高ですよ。4Kだったりタイムラプスが撮れないとか日本語じゃないとか・・・でも2万円台ですよ。この性能で安くなったものです。

    ブレンダーで確認修正・・・どこまでできるか?

    確認と修正は段階的に行っていきます。まずは何から確定していくかはっきりしてれば迷いません・・・たぶん。では読み込みから。

    スクリーンショット 2026-07-21 6.12.31

    ブレンダーを立ち上げたところにSTLファイルをドラッグ&ドロップします。そのままOKすると・・はい。ちっさ!

    スクリーンショット 2026-07-21 6.13.52

    ディテールはちゃんとありますね。ブレンダーで寸法を見ると0.979m。メートル?そんなわけなくてCHITUBOXに持っていくと0.97mmミリだったので、

    私の作業環境ではBlender上の1単位を1mm相当として扱います(BlenderではSTL読み込み時のスケールや「Scene Unit」の設定によって扱いが変わるため、常にm表示をmmとしてよいわけではありません・・・と、GPT先生からのご指導でした)

    。

    スクリーンショット 2026-07-21 6.16.27

    次は大きさです。こうして首をかしげていたり、座っている時、大きさを決めるのが大変です。そこで頭身換算です。いまこの子の「頭部高」は0.170718mm。目標設定の項目を決めると(身長155センチで6.5頭身、1/24スケールが今回の目標)。結果が58.206倍とでます。「選択モデルをこの倍率でリサイズ」ボタンをおせばその大きさになります。

    ちなみにこのアドオンは自作?AIに作ってもらった? アイデア出しとUI決定は自分ですが作ってもらいましたよ・・・楽ですから。片手に電卓でもできますけども。

    スクリーンショット 2026-07-21 6.17.33

    無事57mmに変換。で、出力サイズになったので、あとは「薄い。細い。狭い」を確認修正します。

    ですが、まずデータとして面の状態を確認しておきます。これがきちんとしていないと、スライス時にトラブルになる可能性があります。

    最初に確認するのは面の表裏、つまり法線の向き。すべて外側へ揃っている必要があります。次に、穴や開口した辺などの「非多様体」がないかを確認します。さらに、自己交差や重複した面なども、できれば修正しておいた方が安全です(まぁ、これもGPT先生の情報です)。

    Blenderの基本機能では「選択→特徴で全選択→非多様体」、3D Print Toolboxでは各種検査をまとめて行えます。

    スクリーンショット 2026-07-21 6.20.42

    次がこれ。アドオンの制作には色々ありましたが完成したのは「寸法・薄さチェック」(まんまですな)。危険幅/厚み、これを0.5mmに指定。連続面数は隣同士でも起きてるか確認する範囲ですがAIおすすめの設定のままです。「全体を検査(薄板・近接)」ボタンではじめます。写真は結果。ちょっとわかりにくいですが・・・・

    スクリーンショット 2026-07-21 6.22.10

    エプロンです。黄色い面が検査で検知した面。実際に出力物を後で測ると0.42程度でした。

    スクリーンショット 2026-07-21 6.29.42

    エプロンの肩紐。これは体との隙間エラーがおおいです。谷になっていて狭いとエラーになります。

    スクリーンショット 2026-07-21 6.30.04

    エプロンの紐。これは危険レベルでした。1回目でそのまま出した時ペラペラで片方はなくなってましたね。先に検査すべきでした・・・。

    スクリーンショット 2026-07-21 6.30.26

    髪の毛。先端の細さと隙間などなど・・・このあたりはこのままで。

    実際、薄くないとでないの?とか思いますよね・・・

    スクリーンショット 2026-07-21 6.46.52

    どうぞ、結果です。これは1/24ではなく1/12。ご覧の通り隙間が「細いよ」エラーだけ。すごいでしょ、AI製のアドオン。この辺は実際に出力した結果で治すしかなかったのが、ある程度予測して修正できるのが助かります。

    スクリーンショット 2026-07-22 17.03.27

    修正しました。リボン部分は裏に正方形のオブジェクトを仕込んで擬似厚みをだしました。

    CHITUBOXとMars 5の環境では、別オブジェクトのままSTLに出力しても問題なく造形できた

    ので、このまま。

    スクリーンショット 2026-07-22 17.03.51

    ブレンダーでまずは最低限の確認と修正が終わりました。

    スクリーンショット 2026-07-22 17.05.46

    大きさも想定通りです。あとは出力ですね。

    もう少し大きいフィギュアだと修正箇所も増えます。塗装用に分割したりディテールも増やしたいとか、その辺りはいずれご報告できるかと思ってます。次回は出力と完成までです。AI、すごいな・・

    関連する制作記録やツールは「

    299 WORKS

    」にまとめています。このシリーズ記事をまとめて読めるように

    リンク

    があります。興味ある方はどうぞ。

  • 作る AIでオリジナルフィギュア① 1/24 299店員さん 原型データ編

    作る AIでオリジナルフィギュア① 1/24
    299店員さん 原型データ編

    AIがすごい いや〜近年の進化がすごいことになってます。アイアンマンのジャービスのように(とまでいきませんが)あれこれ注文しては回答をだしてくれて、夜中でも朝方でも文句ひとつ言わずにお付き合いしてくれる頼もしい相棒になってくれます

    で、それなら「造形の腕はなくても、プロ級の腕がなくても、フィギュアができるんじゃね?」とか思うわけです。しかも「模型の横に置ける出力物としてのフィギュア」が手に入るかも・・・・。そうして始まったのがこの「AIと作る〜」企画です。どこでもやってる「絵を描かせたら立体が出来る時代だ、すげ〜」で終わるものではありません。何よりスケールに合わせて出力する。で、塗装して並べるまでやるわけです。意外な盲点やノウハウもあるかもしれません。読まれた方も現実にスケールモデルとして手にいれるための一助になればと思います。

    今回のテーマは「ホビーショップ299の店員さんを車の横に立たせる」です。

    原画制作 これがないとはじまりません

    3D生成 意外に一筋縄に行きませんでした・・・

    出力のための調整 ここが試行錯誤の要でした

    出力から塗装まで いつもの作業といえばそうです

    こんな流れになります。ではいきましょう

    まず絵を描いてもらいます。何箇所かサイトを周りいい感じの絵ができたのがここ

    スクリーンショット 2026-07-18 10.38.02

    SeaArt AIです。モデル(絵柄などの方向性を決める設定セット)が豊富でアニメ系からリアルまで比較的わかりやすい感じでした。もともと「リアルすぎないがスケールモデルにあう感じ」が目標だったのでモデル数の多さや使いやすさは魅力でした。好きな絵が出るまで生成していくのはソシャゲのガチャです。最低限の課金は覚悟しないと推しはでてきません・・・

    1f031a6e1dced5fb86677b8bb7919b11_high

    こんなものじゃないほど生成してます。こんなイラストでいけるかは後の話。今は自分の「推し」の絵だけ考えましょう。

    93525816746e685cd7d4918a0b31eb40_high

    だいぶ固まったところ。猫耳とプロンプトで書いているのにいつのまにか狐耳に変更されていたり と微妙な試行錯誤もありました。

    8da844a9147eb0b1a3da61a273ee0b84_highのコピー

    で、決定しました。さて、ここから3Dのための絵に変えねばなりません。そう言ったキャラデザインのための一枚を作るのはSeaArtは向いていません。なんど説明しても・・・・新しい物をプロンプトから生成するのは得意でも既存の絵を直すのは向いていないという結論。

    いろんなサイトを巡っていましたが良いところは見つからず・・・ではここで便利なツールサイトをつくってくれたChatGPTに相談しました。

    LoaAR

    あの一枚絵からキャラモデル用(キャラクターLoRAを作るための学習イラスト群)を作ってくれました。すごいな・・・どうもGPTはこうしたモデルから生成することも出来るそうです。さらにフィギュア化の意図を伝えると・・・

    ChatGPT Image 2026年7月2日 00_41_14

    なるほど、ではこれを立体化しましょう。3D生成はこのサイトを使わせていただいています。

    スクリーンショット 2026-07-18 12.31.59

    Tripo Studio。他にも一般的に有名どころは色々つかいましたが、ある意味ここが「一番優秀」でした。このある意味というのが、かなり問題なのですが・・・・それはいずれ・・・。サイトの詳しい説明は他の方もやっているので割愛しましょう。最終的な生成への経緯を進めます。

    さきほどのイラストをそのまま生成しようとすると「実は」失敗します。生成はしますがなんだこれ?となります。このあたり試行錯誤して出た結果、あるコツで解決しました。それがこれ

    9848348d-a18b-4340-b2cd-dc2898e48d31

    はぁ?とか思いました? 実はアニメ塗りは苦手なのです。立体物として生成した絵からなら3Dがきちんと「生成」できます。人間の目には変わらない「感じ」なんですけども・・・・つまり

    アニメ風イラストをそのまま3D化するのではなく、いったん「フィギュアを撮影したような画像」へ変換してからTripo Studioに渡すと狙った結果が出やすい

    生成条件としては上の一枚の写真

    ジオメトリとテクスチャ ウルトラメッシュでポリゴン3角でマックス解像度です。テクスチャはいらないのでなし

    他はいじっていません。一発出しです

    スクリーンショット 2026-07-18 12.44.12

    どうです?

    スクリーンショット 2026-07-18 12.44.27

    いまさら一生懸命やってもこんな造形できませんわ

    スクリーンショット 2026-07-18 12.45.25

    見えない背中。

    スクリーンショット 2026-07-18 12.45.43

    見てください、このディテール。GPTで画像を生成するときにスニーカーの写真を渡してこれを履かせてと生成したものです。元絵がしっかりしてるとTripoのほうでも汲み取って「見える物はきちんと」してくれます。実にこれが「優秀たる所以」のひとつ(ここではこんな物ですが別の生成で威力を発揮しました)。その辺はだいぶ得意な部類です。

    完全な想像ディテールが得意なAIもあります(そういうジャンルのほうがTripoは苦手かもしれません)。

    せっかくなので生成したまま、一発出しをプリントしてみました。サイズは適当です。

    P1010375

    何もしない素のままデータです。

    P1010376

    いや〜感動ですよ。紆余曲折の時間を抜けば、1日以内で何もないところからこれが出てきます。すごい時代だ。サイズが適当なのは、生成データには「サイズ」の概念がないただのデータなのです。仕方ないのでCHITUBOXでスライスするときにサイズを適当に大きくしました(ちなみにそのまま読み込むと1.9mmくらいでした)。

    デジタルな原型はできました。これをスケールモデルに持ち込むためには? 次回はブレンダーをつかっていきます。言わずと知れた無料の3Dソフトです。このソフトのモデリング部分で調整修正を行なっていきます。案外、難所だらけでした・・・・・・

    今回の工程

    キャラクター原画;SeaArt AI

    3D生成用画像:ChatGPT

    3D生成:Tripo Studio

    生成設定:ウルトラメッシュ・三角形・最大解像度 あとはデフォルト

    出力用スライサー:CHITUBOX

    出力:ELEGOO MARS 5

    レジン:ELEGOO 水洗いABSライクグレー

    関連する制作記録やツールは「299 WORKS」にまとめています。このシリーズ記事をまとめて読めるようにリンクがあります。興味ある方はどうぞ。

    おまけ

    決定した店員さん。模型屋さんと指定してもバックがあんな画像です。なんだかなぁ、とGPTの相談したところ・・

    299_model_shop_wallpaper_2560x1440

    はい 模型店になりました。GPTすごいな・・・。レジの向きがおかしいぞGPT・・・。